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古民家再生例～
行商屋敷の長屋門再生です（築110年）。


お屋敷を１年半かけて再生した時　同時に再生
すっきりとよみがえりました。


再生前の姿、全体がかたむいてゆがんでいました。
往時は門の中の部屋に門番がいたんだとか。


再生中の様子
柱一本ごとに水平と垂直を直していきます。
民家というよりは文化財をさわっている感じでした。


この門でおどろいたのは、すべての軒先瓦に立体的な細工があったこと。
１枚ごとにちがった模様で作られ、
門を１周見て回ると物語になっていたんだとか。

この頃同じような大きさの門をお寺に寄進されたそうです。


鳥さんが３羽　
他に亀・鶴などの縁起物、海の波しぶきなどの防火祈願物が見られました。


瓦の保存・再利用はできなかったのですが
漆喰カベに鏝（こて）絵を描いてもらいました。
左官職人さんの匠の技です。

鶴・松・波しぶきなど描かれるものは受け継がれていますね。

このような門を再生させて頂けためぐり合わせに感謝です。